近況

倫理学研究室の先輩が平山郁夫美術館に初の海外出身学芸員として就職しました

2022.07.06

今年度の春に本研究室を離れられた鄭西吟さんが学芸員になられました。鄭さんは在学中、広島県尾道市の平山郁夫美術館のインターンシップに参加され、同美術館に就職されました。この度、鄭さんに「学芸員の仕事をする上で、倫理学研究室での学びが活きること」についてお話を伺いました。

活きることといえば、やはり展示物の配置について企画する際に、倫理学の学びと関係していることかもしれません。例えば、入館者は作品を見に来られるわけですが、実は入館者が見ているのは作品だけではなく、その周りの空間なども全部見ています。どのようにすれば作品の周りの空間を作品の邪魔にならないように、それでいて濃密で意味の溢れる空間にできるかが工夫ポイントになります。そうでなければいい鑑賞体験にはなりません。その点は中村雄二郎の「場所」の思想に通じるかと思います。

なお、鄭さんの記事は2022年5月12日の中国新聞のほか、広島大学総合博物館が発行しているニュースレターHUM-HUM Vol. 14・15にも掲載されています。

鄭さんの今後のますますのご活躍をお祈りしております。

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