卒論・修論発表会、開催!
2022.03.10
こんにちは!倫理学研究室M2の百井拓未です!
3月になりましたが、まだまだ寒さが厳しいですね~。
さて、今年度も卒論・修論発表会が、各ゼミによって開催されました!前年度に引き続き、各ゼミによって三者三様の方法で実施されました。
まず衞藤ゼミの発表会は、2月10日の10:00~15:00にTeamsを用いたオンライン形式で開催されました。衞藤ゼミでは学部生5人(当日発表したのは4人)、院生4人(当日発表したのは3人)が論文を執筆しました。
ちなみに、気になる論文のタイトルは以下の通りです!
学部生の卒業論文 |
・動物倫理学による「動物による不正」に関する考察 |
・女性アイドルと恋愛の問題はどうあるべきか |
・南方熊楠の考える「萃点」と環境倫理 |
・通常学級の教員に求められる発達障害への意識 |
・死について ―死への恐怖を和らげることは可能か |
院生の修士論文 |
・若者における自殺の特徴および社会的背景 |
・マインドフルネス・ムーブメントの思想背景に関する考察 |
・無縁社会における「つながり」に関する倫理的考察 |
・西田幾多郎の思想における「矛盾」の現代的意義 |
続いて後藤ゼミでは2月15日の17:00~18:00に1人の学部生が発表しました。後藤ゼミ生だけでなく、他のゼミの学生、さらに学部2年生も発表会に来てくれました!論文のタイトルはこちら!
学部生の卒業論文 |
・現代技術文明における人間の生 ―ハイデガーの技術論を手がかりに |
人間の生き方や社会の在り方をめぐる学部生の真摯な問いに基づいた、優れた論文・発表でした!
最後に岡本ゼミは、Teamsを用いたオンデマンド形式でした。好きな時に論文を読めて、好きな時にコメントができるという形式でした!論文のタイトルは以下の通りです。カルチャー研究もあって面白いですね…!
学部生の卒業論文 |
・ロールズの原初状態における「正義感覚」の検討 |
・漫画『ルックバック』の表現修正は正しかったのか?―フィクションに対する向き合い方の倫理の構築― |
・マイケル・サンデルのリベラル批判 |
・ゲームプレイ動画の鑑賞態度をめぐる倫理的考察 |
・SNSのメディアとしての特徴の考察とSNS投稿の倫理 |
・炎上広告とジェンダー規範 |
院生の卒業論文 |
・ソーシャル・ロボットの社会的受容とその倫理的設計に関する考察 |
以上、今年度は計17本の卒論・修論が執筆されました。どの論文も、個々人の興味・関心・疑問に対して素直に向き合ったゆえに、読み応えのある論文となりました。
そして、私百井も、この修論発表会で発表しました。この3月をもって、私の2年間の院生生活が終わります。このホームページではおよそ1年間、倫理学研究室に関する学会・研究会のことや、日常的なこと、さらには個人的なつぶやきなど、様々なトピックを発信してきました。1年間私のブログをご愛読くださり、ありがとうございました!
次回からは別のメンバーがホームページ更新を担当します!引き続きチェックしてみてくださいね。
最後に、衞藤ゼミの発表会のスクリーンショットを添えて。
近況